直前に何する?一級建築士の学科試験、本番前にすること・しないこと

悩める人

いよいよ試験本番まであと1週間。これから何をしよう…

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おすすめの過ごし方をご紹介します!

一級建築士の試験日に向けて一生懸命勉強してきた方、お疲れ様でした。
7月に入るとあっという間に学科試験本番の日を迎えます。
私はこの時期、力試しに直近の過去問を解いて、点数が全く足りなくて焦った経験があります。

それでもどうにか持ち直し、無事合格することができました。
不安になるけど気合も入る直前期、おすすめの過ごし方をご紹介します。

この記事はこんな方におすすめです

  • 一級建築士学科試験の直前期になり不安に思っている人
  • 試験直前の過ごし方を知りたい方
  • 合格した人の直前期の過ごし方を知りたい方
目次

一級建築士学科試験|直前にすること

まずは、一級建築士学科試験の直前にすべきことをご紹介します。

直前にすること

  1. 今までの問題の振り返り
  2. 暗記できていないところの復習
  3. 生活のリズムを整える

すること①|今までの問題の振り返り

まずは、今まで解いてきた問題を振り返ります。
「解いた問題は全て覚える」という方法をおすすめしているため、振り返るのは「解けなかった問題」のみ。
解けなかった問題でも何度も繰り返すと、最後には覚えてしまうので解けるようになります。
理想は、全て解けた状態で本番に臨むこと。
解いてきた問題数が多いと難しいかもしれませんが、問題を覚えてしまうことは合格への近道だと思っています。

おすすめ勉強方法はこちらをどうぞ▼

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すること②|暗記できていないところの復習

続いて、暗記できていないところを復習します。
暗記系は、計画・環境・施工あたり。
特に計画は、暗記に時間をかけても出題範囲が膨大な割に配点が少なかったりするので、前もって時間を掛けず、直前に詰め込むことをおすすめします。

すること③|生活リズムを整える

最後に、生活リズムを整えます。
試験日は日曜日なので、可能であれば金曜日から有給をもらって、規則正しく生活します。
勉強は試験時間の9:00頃〜18:00頃にするのがおすすめです。
前日は遅くとも22:00には勉強を切り上げてたっぷり睡眠を撮りましょう。
持ち物のチェックも忘れずに!

一級建築士学科試験|直前にしないこと

続いて、直前にしない方が良いことです。
本番で力を発揮するために、直前に不安になることは避けたほうが賢明です。

直前にしないこと

  1. 新しい問題を解くこと
  2. 夜更かしして勉強すること
  3. 過度に不安がること

しないこと①|新しい問題を解く

直前期に避けたほうが良いことは、「新しい問題を解くこと」です。
知らない問題に出会って覚える範囲を広げるよりも、今まで解いてきた問題を確実に解けるようにすることが重要です。
直前に不安にならないためにも、新しい問題には手を付けないようにしましょう。

しないこと②|夜更かしして勉強する

勉強が間に合わない!と思って夜更かしして勉強することもご法度です。
試験は、日曜日の9:30頃〜18:00頃までです。
その時間帯に頭が働くようになっていないと、全力を出すことができません。
寝不足のまま当日を迎えたり、試験時間に集中できない状態になることは避けましょう。

しないこと③|過度に不安がる

最後に、過度に不安になることもありません。
不安になってSNSを彷徨ったりネット情報に踊らされては、受かる試験も受からなくなってしまいます。
最後はやはり、今まで勉強してきた自分が落ちるはずはない!という強い気持ちで試験に臨むのが一番効果的です。

私は、解いてきたノートの束を見たり、勉強時間を記録していたノートを見たりして、こんなにやったから大丈夫!と思い込ませながら最後1週間を乗り切っていました。

やっぱり来年、と思ったら

とはいえ、そんな気持ちになれるのも、十分に勉強できた年だけです。
一級建築士試験は毎年行われているので、今年はやっぱり手が届かない、という状況になることもあります。
今年は諦めて来年頑張ろうかな、と思ったら、早めにしておいたほうが良いことがあります。
せっかくの努力に水を差すようで申し訳ないですが、以下、ご紹介します。

やっぱり来年、と思ったら

  • 資格学校に行くか行かないか決める
  • 独学と決めたらスケジュールを立てる
  • 文字の練習をする

①|資格学校に行くか行かないか決める

資格学校は、料金が高いです。
学校やコースにより、学科と製図合わせて100万円以上かかることもあります。
でも資格学校も商売なので、早割などを用意している場合もあります。
独学では無理だ、資格学校に行こう!と決意した場合は、早めに通う学校を決めて申し込みましょう。
熱が冷めないうちに申し込んでしまうことも、合格への第一歩です。

②|独学と決めたらスケジュールを立てる

資格学校に通う場合は、11月から8ヶ月間のスタンダードコース、3月から4ヶ月間の短期集中コースなど、長いスパンで学習するカリキュラムが作られています。
資格学校に通うと決めたら、完全にお任せすることをおすすめします。

でも独学の場合は、自分でペースを考える必要もあり、資格学校に通うよりも気合いが入りにくいです。
自分の性格を見極めて、追い込んでから開始するのか、コツコツ真面目に積み上げるのか早めに試験日までのスケジュールを立てましょう

3ヶ月で達成したスケジュールです。参考にどうぞ▼

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③|文字の練習をする

最後に是非、実行していただきたいのは、文字の練習です。
なぜ文字?と思うかもしれませんが、学科試験合格後には、製図試験が待っています。
製図試験で、侮れないと思ったのが「文字の綺麗さ」です。
図面への文字の記入はもちろん、A3用紙にビッシリと設計意図などを書く問題が出ます。
その文字が綺麗で丁寧だと、図面の印象も良く、文章も伝わりやすいという利点があります。

私は文字が汚いので、文字を綺麗に書く練習をしておけば良かったと切実に思いました。
1年かけて一級建築士を勉強することにしたのなら、是非とも美文字講座に通っておくことをおすすめします。

まとめ|直前は復習&リラックス!

以上、一級建築士学科直前の過ごし方でした。
まとめると、以下の通りです。

  • 勉強内容は暗記・復習に絞る
  • 試験時間に実力を発揮できるように生活リズムを整える

受験生の皆さん、本番で力を発揮できることを祈っています。

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